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持久系スポーツを続け 生涯現役を(2016年 9月号 竹谷賢二さん)

生涯現役のために

takeya縦左−1.jpg──アテネオリンピックを終えても、06、07年と全日本選手権2連覇を飾るなど、プロとしての高いモチベーションを感じることができます。09年に現役を引退されたわけですが、スポーツバイクアドバイザー、また起業するなど、竹谷さんのセカンドキャリアは、現役アスリートのみならず、広く注目を集めています。

アスリートの多くは、スポーツに打ち込んだ後、社会に出ますが、僕の場合はサラリーマンからのスタート。アスリート、スペシャライズド契約アドバイザー、スポーツバイクアドバイザー、そして会社を起こしたわけなので、フィフスキャリア。現役時代に培ってきたセルフプロデュースが、いまに生きていると思います。もし会社を辞めてまで目標としてきた五輪出場が叶わなかったとしても、プロアスリートとしての過程の中で様々な経験と能力を蓄積出来て良かったと。

──自転車はブームに留まらない根強い人気を集めています。健康志向、ファッション、また競技志向など、様々な楽しみ方が定着しています。現在の活動の1つ、スポーツアドバイザーとしては、どのような事に重点を置いていますか。

まず、ロードやMTBなどのスポーツバイクと実用車の自転車との違いを理解されていない現状があります。身近な乗り物である実用車で走行している延長で力任せにスポーツバイクに乗っている方々が多く、決して上手く快適で安全に乗れているとは言えません。例えば水泳ならばフォームの善し悪しがすぐに分かりますが、ペダルの回転は機械なので定位で規則的に動くので、差が見た目に現れにくいのが難しい所なのです。ロードバイクになれば長距離、長時間走行が求められ、ペダルを漕ぐひと踏みが大きな意味を持つようになります。力任せにグイグイ漕いでも、関節に負担のかけるようは無駄な力をかけていては、頑張れば頑張るほど疲労や痛みを引き起こすことになります。それを自作自演と言っていますが、上手くペダルに力を伝えることができれば、長時間の走行でも疲れが緩和でき、スピードも上がっていく。そうなりたいと願う人のお手伝いをしています。ある意味、乗る人口を増やしていくことより、きちんと乗れる人たちを増やしていきたいんです。

レンズの進化に助けられます

──一方、サイクルスポーツは、自転車本体はもちろん、takeyaメガネ.jpg関連アイテムの進化も見逃すことができないと思います。中でもサングラスの役割は大きいと思います。

道具というのは日進月歩で進化していくもので、たとえば、これまで初期投資に50万円必要だったものが、20万円程度でそれ以上のスペック手に入れることができるようになっています。資金面、体力への負担を軽減させる、歓迎されるべき流れです。サングラスは常備アイテムの1つであり、それだけに機能が最優先されるべきもの。まずはクリアな視界をもたらしてくれる性能。今では調光や偏光レンズの性能も格段にアップし、とくに調光レンズは濃すぎない程良い濃度に変化するタイプも登場しているので、オールラウンドに使うことができます。このレンズがあればロードもオフロードも広く活躍し、僕自身にとってもエースになっています。

──またオフロードはとくにフィット性が求められると思います。

それ以上に、ランニング時に問題なくフィットするものであれば、MTBなど動きのあるスポーツ全般にタイプできると思います。ただし自転車の場合、とくにロード系は額が前方に傾く姿勢が強いられるので、自然と上目使いになることから、フレームのリムが視界の邪魔にならないようなデザインを選ぶようにしています。スミスのサングラスにお世話になっていますが、運動時のパフォーマンスが求められる時はジャパンフィットのモデルを使用しています。もっとも試作品の段階でモニターし、製品化にフィードバックして製品化されたものを使っているので、快適そのもの。またスミスのラインナップはスポーツタイプばかりでなく、カジュアルなシーンで活躍するファッション性の高いコレクションも揃っています。このティアドロップのサングラスグラマラスなデザインですが、チタン製ですから見た目以上の軽さ。しかもレンズのゆがみもなくてクリアな視界を届けてくれます。

profile
たけやけんじ
1969年11月7日、東京都生まれ。サラリーマンライダーとしてMTBレースに参戦し、99年、チーム・スペシャライズドに加入。00年にMTB全日本選手権優勝で初優勝を飾り、31歳でプロライダーに転向。その後、3度の全日本選手権を制し、04年にはMTBクロスカントリー日本代表としてアテネオリンピックに出場を果たす。09年に引退後は、スポーツバイクアドバイザーとしての活動を開始。各種レースやイベント、スクールなどでノウハウを提供し、スポーツバイクの普及、発展に携わる。また12年より本格的にトライアスロンに参戦し、アイアンマン・ワールドチャンピオンシップの出場権を獲得。一方、自転車情報番組「チャリダー★ 快汗! サイクルクリニック」(NHK BS1)にサイクルアドバイザーとして出演するほか、生涯現役をサポートする、㈱エンデュアライフ(http://endurelife.co.jp/)を設立した。

※ここに掲載しているのは一部です。全文は是非、本誌でお楽しみ下さい。

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