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声で、聞く人に穏やかな心と元気を(14年6月号 クリステル・チアリさん)

世の中が美しく見える...

_DSC0003.jpgThe next station is ...、誰もが一度は、いや毎日のように耳にしている電車の車内アナウンス。その声の主といえば、ギタリストのクロード・チアリ氏を父に持つ、クリスこと、クリステル・チアリさん。英語の車内アナウンスはミレニアム2000年から開始され、関東を中心に全国的に広がり、すでに路線の数はギネス級の40以上にも及ぶ。
通勤、通学で毎日のように利用する電車だけに、意識して耳を傾ける人はいないかもしれないが、英語が苦手の人にとっても理解しやすい発音が心地よく、知らず知らずのうちに朝の元気を与えてくれる。

クリスさんからの第一声に会場は笑いに包まれる。近視で乱視もあるというもののメガネを掛けていない。当然、コンタクトレンズで視力を矯正しているはずだが、「使っていません。世の中が美しく見えるでしょ」と。続けて、「友人と待ち合わせもしても、私を探して状態なんです」と微笑む。
もっともクリスさんのメガネ姿はあまり想像することができないが、ご本人は「フツーにかけていますよ」と、テレビ出演のイメージを思い描いているだけのことで、当日は花粉症の時期だっただけに、マスクによってメガネレンズがくもってしまうことからメガネを掛けていなかっただけ。

いきなりの老眼鏡デビュー?

megane.jpgそんなメガネ好きな少女だったが、快適なメガネを手にするまでには困ったことも。あろうことか近視なのに、遠視のメガネを調製されてしまった苦い過去があった。
「実際にメガネを掛けるようようになったのは高校に入ってからでした。近所のメガネ屋さんに行ったのですが、遠視ですね、といわれたんです。えっ、私は遠くの字が見えないのに、どうして遠視なの?とも感じていたんです。当時はメガネのことも視力のことも詳しくありませんから、疑問に思いながらもそのままにしていたんです。普段掛けることができないので、近くの文字などを見る時だけに使っていたんです。その後、上京することになり、車の運転では見えないと困るし、標識が見えないようでは危ないので、東京のとある眼鏡店に行くことにしました。一通り検査し終えて店員さんが、近視用のメガネを試してみますかと言われて掛けてみたところ、『めっちゃ、良く見えるんですけど』と大声を上げてしまいました。何ですかこの世界は、と感動です。真逆のメガネだったから見えるわけがありません。最初のメガネは老眼鏡だったのかよ!」

いまこそ親孝行

_DSC0121.jpgクリスさんにとって今年は特別な年でもある。芸能活動20年の節目で、父クロード・チアリ氏も音楽活動55周年と二重の喜び。今年は親孝行の年になる。
「父と仲が良いアントニオ古賀さんも芸能活動を開始して55周年ということもあり、二人でイベントを展開しています。古賀さんの息子さんのJアントニオさんは小さい頃、私と同じく前座に出ていたので、二人で『いま父親にプレゼントできるのはこの時だよね』と話しています。私自身もおかげさまでこの世界で20年お世話になっています。父は今年で古希、これからも元気で長く演奏を続けて欲しいと願っています。親不孝の私なので、いまだからできる親孝行として、いろいろな場所をつくれたらと考えています」。               (全文は是非、本誌でお楽しみ下さい)

profile
くりすてる ちあり
1976年1月12日兵庫県西宮市生まれ。ラジオDJとしてデビューし、英語であそぼの4代目お姉さんを務め、クリスおねえさんの愛称で親しまれた。その後、声優、ナレーターなど声に関わる仕事を続ける。JR山手線東急東横線など関東を中心に40路線以上で英語の車内アナウンスを担当。声優業の傍ら、東京スクール オブ ミュージック&ダンス専門学校で講師を務め、後進の指導にあたる。
オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/christelle/

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