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女子力を発揮し、BMXの楽しさを広げたい(2014年 10月号 飯端美樹さん)

幸運だった環境

_DSC0012.jpg日本でも過去にブームが訪れた。映画「E.T.」であり、E.T.を乗せて自転車で空を飛ぶシーンは最も印象的なシーンであり、その自転車は日本製のBMXであったからだ。世界に認められながら、日本における感度が低かったのは何とも皮肉なこと。そんな世界との壁を少しでも低く、まさに伝道師の如くレースはもちろん、様々なメディアからBMXの魅力を伝えているのが、プロBMXライダーの飯端美樹さん。
自転車は男女を問わず、物心ついたときに初めて自走を経験する乗り物でもある。健康志向も追い風に自転車熱は相変わらず続いているが、ロードやマウンテンバイクと比べると、BMXとの温度差は歴然。立ち漕ぎのスタイル、それよりもレース場の有無も起因しているのかもしれない。それだけに飯端さんとBMXとの出会いは気になるところだ。
「小さい頃からスポーツをやらされていて、スキー、スケート、体操などは習い事として、それ以外でも時間さえあれば父に誘われて公園に行っては身体を動かしていたんです。あそこから飛んでみろ、とか言われて。弟もいるんですが、どちらかというとビビりの性格で、自然と父の標的となっていたんです(笑)。そんな時、父がBMXをするといって、気がつけば家族全員で始めることになりました。たまたま近くの公園にBMXのコースがあったことから興味をもったらしいんです。今も大阪にいるときはここで練習しているぐらいで、この公園が無ければ、今の私はなかったかもしれません」

すべてはBMXのために

_DSC0136.jpg飯端さんはトップアスリートでありながら、モデル、タレントとしてか各種メディアで活躍している。その根底に流れているのは、BMXの啓蒙にある。世界で活躍する女性プロライダーのオフショットを収めたカレンダー、サイクルパッションは、サイクルファンの人気を集めている。2014年度版に飯端さんがアジア人で初起用されたことも話題となり、BMXの裾野を広げている。
「競技人口はもちろんですが、観客も増えてほしいと願っています。アメリカのツアーにはラスベガスやディズニーランドでの試合もあるので、そうした環境も視野に入れていきたいと思っています。これは啓蒙活動を見直すヒントであると思っていて、イベント的な要素を取り入れながらレースを構成するのも必要だと考えていま_DSC0152.jpgす。10代の女子たちにとってカッコイイというスタイルを築きたいです。女子に人気が出れば、きっと男子も増えますよね。個人的な部分として、BMXの女子の環境は未開拓であることから、10代の頃から女の子だけのチームを作りたいと考えていたんです。協力者の支援をいただきながら、その夢が叶う段階になってきました。オリンピック出場は目標の一つであることに変わりありません。メダルを取れれば言うことはありませんが、その後の活動という点で日本の場合は難しい面があります。そうは言っても、東京オリンピックはひそかに狙っています。北京での金メダリストは30歳を超えていましたから」


※全文は是非、本誌でお楽しみ下さい

プロフィール
1985年10月5日、大阪府和泉市生まれ。父の勧めで10歳の時からBMXをはじめ、1カ月後に出た初めてのレースで優勝、その後、ツアーに参戦し、全日本選手権をなどで数々の優勝を飾る。15歳の時に日本代表に選ばれ、翌年に全米ワールドチャンピオンシップで堂々の3位を獲得。翌年には本場アメリカに渡ることを決意。日本で資金を貯めてアメリカのレースに参戦するプロBMXライダー。一方、日本におけるBMXの普及にも努め、自らが広告塔となりモデル、タレントとして各種メディアで活躍している。
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/stargirl-77/

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